和歌山電鐵貴志川線「伊太祁曽（いだきそ）駅」の風景

JR和歌山駅と、紀の川市貴志川町を結ぶ鉄道「和歌山電鐵貴志川線」。

かつては南海電鉄が所有していましたが、私が高校生の時でしょうか。廃止にするという話になりました。

その後、地元有志や自治体の努力があり、岡山県の「岡山電軌鉄道」が買い上げ、何とか存続となりました。

しかしその後も赤字路線であることには変わりなく、厳しい経営が続いていました。

そこで登場したのが「たま駅長」。

もともとは、貴志川線の終着駅「貴志駅」の売店で飼われていた猫ですが、駅長に抜擢。その後、貴志川線の復活に寄与しました。

そして、たま駅長をかたどった「たま電車」が登場。一気に人気者となり、全国的にも有名な路線となりました。

現在、初代たま駅長は天寿を全うし、現在は「にたま」と「よんたま」がその後を継いでいます。

そして、地元の名物をモチーフにした「いちご電車」や「うめぼし電車」そして「たま電車ミュージアム号」とバリエーションも豊かに、貴志川線を彩っています。

現在、貴志川線で3つある有人駅のひとつ。「伊太祁曽駅」の駅長として、よんたまが活躍しています（にたまは貴志駅にて勤務）。

伊太祁曽駅は貴志川線の車庫があり、主要駅のひとつです（栄えているとは言っていない）。

伊太祁曽とは、すぐ目の前にある和歌山市内の主要神社の一つ、「伊太祁曽（いたきそ）神社」からつけられています。

木の神様が祀られているこの神社には、十二支の動物をかたどったチェーンソーアートも奉納されていて、目玉の一つとなっています。

そちらはまたいずれ…

さらに貴志川線や周辺情報について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。