More Reversal!
デジタルカメラの絵作りというのは元々、「プロユースの高級品」という扱いであるリバーサルフィルム(ポジフィルム)らしい写真を、誰でもコストを気にせずにたくさん撮れるようにするところから始まった…という話をどこかで読んだことがあります。
それから四半世紀…デジタルカメラの写真は、当初の「リバーサルフィルム再現」というところから大きく分岐し、更に進化発展を続け、様々な表現が可能になりました。
そして、ポジフィルムそのものはと言えば、昨今のフィルム事情に詳しい方はご承知のとおり、プロユースの高級品どころか、写真趣味の人間が最後に到達するある種の極北…というような位置付けになっています。
そんな「憧れのリバーサルフィルム」で撮ったような写真をもう一度気軽に楽しめないか…原点回帰! という意気込みで作ったLightroom用プリセットの作例です。
意気込みだけ…なところはありますが、リバーサルフィルム全盛期では考えられない「高感度による手持ち撮影」でもそれっぽい雰囲気を楽しめるという意味では、なかなか面白いシミュレーションになったんじゃないかと思います。
僕の作成したLightroom用プリセットはすべて自分のブログで無料公開しています。改変、再配布も自由です。興味を持っていただけた方、ぜひ使ってみてください。
Adobe Lightroom Classic / Selfmade Preset
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