エルニド/フィリピン
はぁと息を呑む美しさと
はっと息を呑むほどの恐怖と
海の中はそんなことの連続だ。
魚たちの拠り所になっている
色とりどりのサンゴと
触れてはいけないと思わせるような
神々しいまでのサンゴ。
ふわっと美しいミノカサゴと
あまりの大きさにたじろぐほどのロウニンアジ。
下唇を出した愛らしい顔で
威嚇してくるクマノミと
脇目も振らず集団で
エサを求めて泳ぐブダイの群れ。
こんな静かな海も下を覗けば
たくさんの魚が出迎えてくれる。
私は海が大好きだ。
[編集後記]
フィリピンのエルニド、ミニロック島に行ったのは、2016年8月。
以前、ビーチリゾートはダイビング目的だったんだけど、この島に来て、シュノーケリングの魅力に取りつかれた。
それぐらい、魚との距離が近くて感動した島。
ロウジンアジ(別名GT)、最長1.8mになる魚で近くに来ると、ひぃって声出るぐらい怖いの。
シュノーケルだから、顔上げれば息出来るのに、それすら忘れるぐらいビビる(笑)。
ブダイは、岩盤に生えている藻類を岩ごとガリガリ食べるからね、この大群が近づいてくるとガリガリガリガリものすごい音。
私がガリガリくん食べる音の比じゃないぐらいのガリガリ感よ(笑)
水族館では味わえない臨場感。
ちっぽけな私が、広大な海の世界にお邪魔させてもらってる感。
子どもたちが大きくなったら、またこの場所で、家族でシュノーケルするのが夢。
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